旋網
Purse seine nets

ハードな連続操業を
対応力で支援

日本の漁業生産において特に重要なポジションを占める旋網漁。魚の群れを探して網で囲い込み、巻き揚げて獲るその漁は、1船団が網船·灯船·運搬船で構成される大掛かりなものです。一晩で数回の操業が、1年間、夜間以外は毎日続けられるため漁具における網地の消耗頻度は高くなります。 当社はノンストップで繰り広げられるその操業を支えるため、網事故など急な漁具の整備ニーズに対しても他社を大きくリードする生産力で迅速に対応。自社工場での完全オーダー仕立てなど、漁具特性を熟知した職人たちの手で品質の高い網を速やかに作り上げる技術によって安定操業に貢献しています。

当社のご提案

漁獲量アップに
つながる
最適漁具設計

長年の知見による
見極め

旋網漁の形態は、近海で操業する小型から遠洋(海外)で操業する大型まで多種多様です。日東製網は長年のノウハウを活かし、それぞれの現場に最も適した漁具をご提供します。 また近年は海洋資源を守る視点も重要なため、目合の粗目化により網を扱いやすくすると同時に、商品価値の乏しい小魚を逃避させるご提案も行っています。

網なり
シミュレーション

シミュレーションソフト(NaLAシステム)を用いて、実際に設計した網がどのように沈降し、吹かれるかなどの検証をサポートできます。 新規設計の網はもちろん、現在ご使用の網の設計図があれば、どのような網なりになっているかなどを具体的に検証し、効率化のためにどのように改造するべきかについてのご提案が可能です。

旋網で用いる主な製品

  • 無結節網

    無結節網

    有結節網に比べて20〜30%ほど強く、軽量でかさばらない点が特長です。

  • 特殊無結節網

    特殊無結節網

    凹凸を少なくして擦れによるダメージを軽減し、耐久性を高めています。

  • 合成繊維ロープ

    合成繊維ロープ

    目的に応じて使い分けられるよう4種の素材、2種の打ち方をご用意しています。