無結節網について
About knotless nets
世界ではじめて
無結節網を開発
以前より結節部のない無結節網は有結節網に比べて優れていることはわかっていましたが、製法の複雑さから大量生産は実現不可能と考えられていました。 しかし1925年、日東製網の創業者小林照旭が、世界で初めて大量生産方法を確立。それ以来当社は無結節網のトップメーカーとして業界をリードしてきました。
無結節網の特長
強力であるStrong
全ての繊維や糸は、結んで引っ張られると結び目に力が集中してそこから切れます。無結節網はその問題を解消し、有結節網に比べて20~30%以上の強さを実現しています。
軽量で
かさばらないLight weight
無結節網は、結節部をなくしたことにより、同繊維·同本数の有結節網に比べて20~40%軽量です。同様にかさばりも少なくなり、漁船の省スペース化につながります。
水中での
抵抗が小さいLow resistance
結節部がないため水中での沈降、網の吹かれ、水切れが良くなります。網の吹かれの問題は、網の中で魚が泳ぎまわるのに十分なスペースを作るためだけでなく、操業上の安全のためにも重要です。
魚の品質向上に
つながるQuality improvement
魚は取り込み時にはねて、しばしば網の結節部で傷つくことがあります。無結節網では魚体を綺麗に保てることから、魚価の向上が期待できます。
無結節網が世界の
漁を変えてきた
燃費を改善Improved fuel economy
網が軽量のため船の総重量を軽くでき、燃費効率が良くなります。
収量アップYield up
軽くて強いためより大きな網を積み込め、収量向上につながります。